クライアントの業績アップのために何ができるか
日本の産業構造は、「物づくり」から「情報(知的財産)作り」へと移行しようとしています。
これに伴って、私たちを取りまく環境にも大きな変化が生じています。このような変化の中、以下の2つの役割強化を強く感じています。
一つは、中小企業に対する総合的な知財サービスの提供です。
中小企業の場合、知的財産に関するマインドはあっても、戦略的活用のための人材や経験が十分でないのが実状ではないでしょうか。また、特許事務所のサイドも、物作りの時代は、「明細書の質」にこだわり、「強い特許の取得」を中心にサービスを提供してきました。その結果、中小企業においては、知的財産を経営戦略に組み込む思想が、さほど浸透していないように思われます。
「情報作り」の時代においても、質の高い明細書の重要性に変わりはありません。
しかし、「物」ではなく「知的財産」で勝負するのであれば、その財産を、「どのような戦略で取得し」、また、「どのように活用するのか」を検討することは、企業の規模に関わらず極めて重要です。我々特許事務所も、権利化業務から一歩踏み出して、「クライアントの業績アップのために何ができるか」という姿勢で臨むべきだと考えています。
二つ目は、優秀な知財人材の育成です。
日本が知財立国として発展していくためには、優秀な実務家が数多く輩出されることが必要です。 現在の日本では、この要求を満たすうえで最も重要なポジションを特許事務所が占めています。 私たちは、過去一貫して、「秀逸な人材を育てる」ことを前提として、採用と育成に取り組んできました。人数は当然に限られますが、今後も、この姿勢は維持していくべきであり、この姿勢を維持することが、私たちが果たすべき重要な役割の一つであると考えています。
代表 高橋英樹
事務所概要
名称 |
弁理士法人 高田・高橋国際特許事務所 |
代表者 |
弁理士 高橋英樹 |
設立 |
昭和58年4月(1983年) |
所員編成 |
弁理士20名
特許技術者7名
事務スタッフ22名
IT管理者1名
顧問2名
総勢50名(2024年10月現在)
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沿革
昭和58年4月(1983年)葛野特許事務所設立
平成7年10月(1995年)高田・葛野国際特許事務所設立
平成16年1月(2004年)特許業務法人 高田・高橋国際特許事務所設立
令和4年4月(2022年)弁理士法人に名称変更